ゲーム紹介:ハイソサエティ

と、いうわけで今回はちょっと前の記事でオススメに挙げた競りゲーム「ハイソサエティです。
前回も軽く紹介した通り、競りを扱うゲームの中ではかなりのオーソドックスなゲームです。


やることは簡単で、場に1枚ずつ出てくる商品or特殊カードを競り落としていくだけです。
ですが、シンプルながら非常に考えさせられるルールが設定されていてこれがゲームを盛り上げます。


まず、ポイントとして使うお金カードはゲームが進んでも両替できません
当然お釣りもでないので、手持ちの分で何とかするしか無い訳です。


また、ゲーム中にはマイナスカーもあり、こちらは逆に一番最初にパスをしてしまうと
受け取らないといけなくなります。パスをすると一切お金を払わずには済みますが
マイナスのダメージも当然大きいのでそう簡単に受け取るわけにはいきません。


そして、このゲームの一番の肝となる部分「終了時に一番お金が少ない人は脱落」
ということを常に頭に入れておかなくてはいけません。どれだけダントツにリードしてても
お金が最下位の時点でゲームには勝つことは出来ません。


この点が先ほどの「お釣りが出ない」というルールと相まってゲーム中は非常に考えさせられます。


ただ、このゲームの場合お金は銀行に払い切りのシステムなので、他人の情報もお金が減ったことだけ
考えれば良い分かなりシンプルです。(他人との金銭のやり取りがない分カウンティングがまだ楽です)


競り系ゲームは色々複雑なゲームが多いのですが、まずはこのゲームを繰り返し遊ぶだけでも
非常に競りの練習になると思いますので一番最初の取っ掛かりのゲームとしてオススメしておきます。



インスト時の注意点

・お金カードは全員共通で使いきり、またお釣りは出ません


・お金が最下位だと脱落、当然同率最下位でも脱落になります!


・マイナスカード:パスした人以外はそれまで出した金額を払わないといけません


・一度出したお金カードを引っ込めることは出来ません。
価格を上げる際は違うカード追加で出して価格を上げないといけません。


・全員がパスした場合、最後の入札手番の人がタダでカードを獲得できます。


・カードを獲得した人が次のラウンドのスタートプレイヤーです。


・4枚目のキーカードが引かれた「瞬間」ゲームは終わります。
山札のカードと4枚目のキーカードは競られないままです。




P.S.北九州ボードゲーム交流会ですが12月第1日曜日(6日)の定例会とは別に
第2日曜日である13日に初めての試み、第1回(仮)「2人用ゲーム会」を実施する予定です。


文字通り2人対戦ゲームばかり行う予定でバトルライン「ロストシティ」「ガイスター」「バベル」
「ローゼンケーニッヒ」などの定番対戦ゲーム中心に2人ゲームだけを立て続ける予定となっています。


普段の交流会では2人対戦ゲームは立ちにくいこともありますし、もし興味を持たれた方は是非ご来場ください。
現時点で用意されているゲームはホームページの方をご覧ください。(2人用ゲームの持込み大歓迎です!)