小話:アラカルトカードゲーム賞の結果とボードゲームの賞について


   ドミニオン三冠、アラカルトカードゲーム賞も獲得


ボードゲームポータルサイト「Table game in the world」さんの速報で知ったのですが
ドミニオンがカードゲームでは一番大きいタイトルと言われている「アラカルトカードゲーム賞」を獲得し、
結果「ドイツ年間ゲーム大賞」ドイツゲーム賞」 と合わせての史上初三冠を達成しました。



ドイツ年間ゲーム大賞をカードゲームが取ったこと自体が過去初めてだったこともあるのですが、
それにしてもドミニオンカタン以来の世界的化け物ゲームだということを改めて認識できたような気がします。


ちなみに、2位がビザンツ 3位がドミニオン;陰謀(!)だったようです。


ちなみにそれぞれ賞の説明を軽くしておくと


「ドイツ年間ゲーム大賞」1979年開始
審査員が時間を掛けてゲームの精査をしつつ、1年の間に出てるゲーム数百タイトルから
ノミネート作品(現在は5作品)を絞り込み、最終的にはただ1つのゲームに送られる
ボードゲーム最大のタイトル。(大賞を取ると売り上げは数倍〜数十倍になるらしいです)


どちらかというと最近は家族でも遊べるようなゲームが選ばれていますね。



ドイツゲーム賞」1990年開始
世界中から郵送や近年ではネットなどを使って投票をしてもらい、その投票ポイント
(1位5点〜5位1点)で純粋に1〜10位までを決める一般参加としては最大の賞


年間ゲーム大賞よりゲーマー向けゲームが選ばれやすい傾向があるようです。



「アラカルトカードゲーム賞」1991年開始
ドイツのボードゲーム専門誌でレビューをしている専門の人たちが
[カードゲーム]に投票して年間の1〜10位までを決める賞


こちらは結構幅広く、その年の代表的なカードゲームが選ばれているみたいです。


 これら3つの賞を全て取ったわけですから、各人の評価はどうあれやはりドミニオンの登場はボードゲーム界にとって
かなりの衝撃だったんだなぁ、とボドゲ中級者ながら思う次第であります。


ちなみに現在の注目度の高さは、今月末〜来月頭には第2拡張「Seaside」(日本語名未定、日本語版発売も現時点では未定)が
早くも登場することを見ても分かるかと思います。どちらかというと、こういう拡張はゲーマー向けの商品ではありますが。
(慣れないうちは無理に拡張を入れず、基本セットだけで遊んでも十分楽しめると思いますし。)


ちなみに、個人的な話ではありますがアラカルトカードゲーム賞2位になったビザンツもオススメゲームですね。
折角なので、後日機会があれば記事として取り上げる予定です。


なんだか今回は取り留めのない話でしたがこんな所で。