コラム:「Race for the galaxy」 6コストデベロップ・分析(後)

さて長かったシリーズも今回で最終回。


今回は能力アイコンにつき得点の3枚、惑星・建設物の種類で得点の3枚+特殊カード1枚の
計7枚について書いていこうかと思います。



GALACTIC SURVEY(I:Explore+惑星)
能力はI:EXPLOREで見る枚数+2枚増やす。


能力は正直他のカードに上乗せする程度ですが、やはり惑星が全て点数になるボーナスがある
6デベロップは安定して得点が稼げるのが強みです。大体10点近くにはなりますし。
どちらかというと2枚目以降の6デベロップとして建てるパターンが多いですね。


1点:Iにアイコンがあるデベロップ 7種11枚(6デベ4枚、その他3種7枚)
2点:Iにアイコンがある惑星 14枚(色付き6枚、初期惑星3枚、非軍事3枚、軍事2枚)
1点:残りの惑星全て 86枚
計111枚



TRADE LEAGUE($:Trade)
能力は$:+1とIV:CONSUME時にトレード行為を選択できる。


こちらは得点は余り期待できないタイプのカードですね。むしろ、トレード能力を
どう評価するかで使えるかどうかが変わってくるのではないでしょうか。


このカードの能力の場合、$の+合算も加えてIV:CONSUMEで使えるのが強みです。
なので、戦略的に生産消費しつつカードも確保していきたい時にはなかなか良いカードです。
得点の方は該当カードも少ないので正直5〜6点を超えれば良いところではないでしょうか。



2点:$にアイコンがあるデベロップ 6種10枚(6デベ2枚、その他4種8枚)
1点:$にアイコンがある惑星 12枚(色付き7枚、初期惑星1枚、非軍事3枚、軍事1枚)
計22枚



NEW ECONOMY(IV:Consume)
能力はIV:CONSUMEフェイズがある度に1枚ドロー。


正直生産消費を確立できそうな状況なら非常に強いカードだと思います。
TRADE LEAGUEと比べて得点対象カードもそこそこありますし、能力も
地味ではありますが消費しつつ1枚余分にドロー出来るのは悪くないですし。


また、6デベロップにIVアイコンを持つカードが少なくないので得点的にも
他の6デベロップと組み合わせやすいのが良いですね。


2点:IVにアイコンがあるデベロップ 18種29枚(6デベ8枚、その他10種21枚)
1点:IVにアイコンがある惑星 28枚(色付き14枚、初期惑星4枚、非軍事8枚、軍事2枚)
計57枚



MERCHANT GUILD(生産惑星)
能力はV:PRODUCEフェイズ毎に2枚ドロー。


得点対象・能力共に非常に分かりやすいカードで、使い方も非常に分かりやすいです。
基本は生産消費を能力で強化するカードと言っても良いでしょう。得点も生産惑星の数だけ比例して
上がっていくので相性は良いです。戦術に合うなら確保しておくor建てるのが良いでしょう。


2点:生産惑星全て 31枚(非軍事惑星:青9枚+初期惑星4番=10枚、茶8枚、緑4枚、黄2枚の24枚
              軍事惑星:青2枚、茶1枚、緑2枚、黄2枚+初期惑星7番=3枚の7枚)
計31枚



GALACTIC FEDERATION(デベロップ)
能力はII:DEVELOPで常に−2コスト。


こちらも非常に能力・得点対象&使い方が分かりやすいカードです。
当然ですが、デベロップ速攻&6デベロップ戦術でこそ輝くカードですね。
前回紹介したGALACTIC BANKERSもこちらのカードがあってこそ組み込んでいける感じです。


とにかく、拡張2つが入ってからはデベロップ系戦術が全体的に弱体化しているため
なかなか厳しくはなっていますがそれでもデベロップ速攻が決まれば他人に何もさせないまま
勝負を決めることは可能です。その時のキーカードの1つであることは間違いありません。


2点:6デベロップメントカード 22枚
1点:その他のデベロップメントカード全て 28種58枚
計80枚



TERRAFORMING GUILD(windfall惑星+TERRA FORMING)
能力はIII:SETTLE成功毎に1枚ドローとV:PRODUCE時にwindfall惑星どれか1つに生産。


得点対象になるのは全てのwindfall惑星とTERRA FORMINGカード。
とはいえ、TERRA FORMING自体はこのカード以外2枚しかないので本当におまけですが。


能力に関しては微妙と言っても良いでしょう。それでもwindfall惑星には軍事惑星が多い為、
軍事侵攻しながら、得点を上乗せしつつ時にはトレードor消費していく形に出来るのは悪くないですね。


2点:全てのwindfall惑星 38枚(軍事惑星:青4枚、茶4枚、緑6枚、黄5枚の計19枚
非軍事惑星:青5枚、茶5枚+初期惑星2番=6枚、緑3枚+6番初期惑星=4枚、黄4枚の計19枚)
2点:TERRA FORMINGカード 2種3枚(このカード+3デベ1種2枚)
計41枚



PAN-GALACTIC RESEARCH(特殊能力+能力+4点)
能力はI:EXPLOREで見る枚数+2枚増やした上で、ドローも追加で+1枚。II:DEVELOPで−1コスト。
V:PRODUCEフェイズ毎に2枚ドロー。そして、手札上限が10枚から12枚に変更される能力。


6デベロップで唯一ボーナス得点が無く、4点に固定されたカードです。
得点カードとしてはちょっと弱いですが、その能力はなかなかに強力なものが揃っています。


3つのフェイズで恩恵が得られるのもありますし、手札上限12枚も高コストカードを出す時便利です。
他の6デベロップカードの引きが悪い時は、敢えてこのカードから出していくのも悪くないでしょう。
特に能力が使える回数は変わってくるので、建てるなら出来れば中盤までに出したい所ですね。


得点:4点(固定点)


今回のカードは非常に使い方が分かりやすいカードが多く、また全体的にシンプルな感じでした。
ここまで全22枚を紹介してきましたが改めて見ても6デベロップメントは個性豊かなカードが多いですね


さて、既に知っている方もいるかと思いますが、RftGの第3拡張が発表されています。現地では春発売予定らしいので、
日本で流通し始めるのは恐らく夏ごろになるかとは思いますが非常に今から楽しみなニュースになってます。


また同様に、ドミニオンも既に拡張が2つ発表されていて片方は4月に出る予定だそうです。
この辺の情報も分かり次第載せていこうと思いますのでよろしくお願いします。