ゲーム紹介:バトルライン


前回、ロスバンディットの所で少しゲーム性が関連していたので触れましたが
やはりこのゲームを一度は扱っておかないといけないでしょう。


二人対戦ゲームの中でも名作と呼ばれている内の1つであり、個人的にも
非常にお気に入りのゲームの1つでもあります。



写真を見てもらっても分かると思いますが、前回扱ったロスバンデイットとは
異なり真ん中にあるコマ(フラッグ)を奪い合うことになります。


また、使うのもサイコロではなく見ての通りカードになります。
このカードは戦術カード軍隊カードの2種類があり、通常場に出すのは軍隊カードの方です。


これを各列お互いに基本3枚ずつ並べて(ポーカーの)役を作り、その強さで計9個あるフラッグを取り合います。
9列のうち過半数(普通は5個)を取るか、並んだ3列を連続で取る(三点突破)と勝利となります。



軍隊カード6色あり、それぞれ強さ:1〜10の数値(各色10枚ずつ)が書かれています。
1枚たりとも同じカードはないので手持ちのカードを含めどのカードが既に出ていてどのカードがまだ出ていないかは
ある程度お互い把握することが出来ますし、それによって戦略を考えたり心理戦を仕掛けたりすることも出来ます。


また戦術カードは、それぞれ異なった能力があり強力なカードもあります。
ただし、使ってる枚数が相手と同じか相手の方が1枚多いときにしか戦術カードは使えません。
自分が1枚多く使っている時には戦術カードは使えない状態な訳です)
その為、使うタイミングもなかなか難しい訳でその辺りの駆け引きも面白いです。



このゲームもやることは非常にシンプル(カードを1枚出して1枚取る)なのですが、
ゲーム性は非常に奥深く何度でも楽しめるゲームの1つだと思います。
プレイする機会があれば、是非一度プレイしてみてください。かなりオススメです。




インストの際の注意点


・持てるカードは戦術カードと軍隊カード合わせて7枚です。


・基本慣れるまでは初手に戦術カードを1枚取ることをオススメします。


・必ずカードを1枚「出してから」、1枚を補充します特に忘れがちなので注意!


・確定した列には、空きがあってもカードを置くことが出来なくなる点に注意


・戦術カードは、特殊な例:一緒に使えないアレクサンダーとダリウスの2枚や、
暗殺カードは気候カード2種に対して影響を与えられない、等があるのでその説明を忘れずに


バトルライン日本語版ではない場合、戦術カードだけは日本語化しておくか
カード効果を書いたもの(リファレンス)を用意しておくと吉。


・ルールにも書いてありますが、各列の勝負を確定させるタイミング2種類あります。
この点はどちらを使うか必ず前もって確認してください。(プレイ経験がある同士でも)


・三点突破での勝利も忘れがちなのできちんと説明しておきましょう。