コラム:Race for the galaxy 6コストデベロップについて・導入
おことわり・6コストカードは拡張2つ込み前提の話になってます。
「Race for the galaxy」(以下RftG)においてかなり大きな得点源になるのが
6コストデベロップメントです。 中には能力が付いているものも多く、またその労力を
掛けるだけの見返りを持っていることもあり戦略を考えるにあたり重要な要素になっています。
ですが、普通の生産&軍事惑星・デベロップカードも手札内に必要なことを考えると、必然的に
何枚かからの取捨選択が必要になるケースも多いのも確かです。(例えばExplore:探索の時など)
では、この取捨選択をどう行うか。基本は自分の進行状況に合わせて、つまり方向性が
あっていたり、既に点数になる要素が場に出ている状態か等を考える必要性があります。
例えば、一番進んでいる人が既に場に9〜10枚置いていてゲームも終盤に差し掛かっている場合、
能力が強いカードよりも純粋にすぐ得点になるカードを優先したい所です。
逆に序盤〜中盤であればその時点で多少点数は低くとも有効な能力を持っているカードを
優先して置くことは、後半加速していく原動力として期待できます。
では、それでも迷った時どうするか。その場合は好みなどもありますがカードの特性を
改めて考えて選択することで逆に方向性を合わせていくのも戦術のうちではないでしょうか。
例えば、全22枚ある6コストデベロップも大まかに種別すると何個かのグループに分けられます。
(22枚内訳:基本セット12枚・拡張1が3枚・拡張2が7枚)
能力アイコン1つにつき得点:GALACTIC SURVEY(I:Explore+惑星)・TRADE LEAGUE($:Trade)
NEW ECONOMY(IV:Consume)の3枚
惑星・建設物の種類で得点:MERCHANT GUILD(生産惑星)・GALACTIC FEDERATION(デベロップ)
TERRAFORMING GUILD(windfall惑星+TERRA FORMING)の3枚
色惑星(中心)につき得点:ALIEN TECH INSTITUTE(黄:ALIEN)・UPLIFT CODE(Xマーク付き緑:UPLIFTのみ得点)
GALACTIC GENOME PROJECT(緑:Genes+α)・PAN-GALACTIC LEAGUE(緑+軍事惑星+α)
PROSPECTING GUILD(茶:rare elements+TERRA FORMING)・MINING LEAGUE(茶+α)
FREE TRADE ASSOSIATION(青:Novelty+α)・GALACTIC EXCHANGE(色数+α)の8枚
軍事系で得点:NEW GALACTIC ORDER(軍事力)・REBEL ALLIANCE(REBEL+軍事惑星)
GALACTIC IMPERIUM(REBEL軍事惑星+軍事惑星)・IMPERIUM LORDS(IMPERIUM+軍事惑星)
IMPERIUM SEAT(IMPERIUM+REBEL軍事惑星)の5枚
特定建物で得点:GALACTIC RENAISSANCE(特定建物+α)・GALACTIC BANKERS(特定建物+デベロップ)の2枚
特殊:PAN-GALACTIC RESEARCH(特殊能力+能力+4点(不動)の得点固定カード)1枚
大体こんな感じに分けられます。こうしてみると得点源が重複してるカードがあるのが目立ちますね。
一方、方向性が絶対に重ならないカード(例えば色惑星系かつ色違い)があることも分かります。
また、当然ですが各カードは1枚ずつしか存在しないので一度(例えば最序盤に)捨てたカードはリシャッフルが
入らない限りそのゲーム内で手に入れることはかなり困難であることも頭に入れておかないといけません。
(同じく他の人が場に出したカードは100%入手不能な訳で。)
それを理解した上で今後どのようにカードを置いて行きたいか、どんな形に持っていきたいかを
手札などと相談して考えると取捨選択をする上で少しは参考になるのではないでしょうか。
ちなみに、この22枚のカードにもある程度強弱がありますがその辺は次回以降の更新の時にでも。